JAPANCUP団体戦の審査基準の補足
大変光栄なことに、JAPANCUP団体戦の爆裂審査員を務めさせていただくことになりました。何卒よろしくお願いいたします。
審査基準はこちらからご覧になれます。
審査のポイント 一般の部 - JEB: JapEn Board
一応今後の審査はあそこに書いてある項目で全て説明できるとは思いますが、あれだけだと少し不親切な気がしたので補足を書きます。
【高評価FS例】(敬称略)
(書きすぎると皆さんのFSを制限することになると思ったのでレビューは簡潔にしました。大会ではしっかりやります。好みなどが伝われば幸いです。)
japen15th iroziro
全ての技が非常に安定している。〆前の新奇性のある流れが技術力の高さを効果的に演出しており、内容面も充実している。
0+ the FINAL iteza
いくつかの視覚的にインパクトのある技がリズムを保ちつつ高密度でまとまっている。無駄のないオーダーが美しい。コンボの完成度も高い。
JAPANCUP2018団体戦1回戦 Noel
中盤と〆に印象的な繰り返し動作を配置し、見映えの良いコンボでそれらを繋いでいる。技の完成度はさることながら、滞りのないリズムに絶妙な緩急と、始動から〆に至るまで一切の隙が無い。
Postlude SEVEN
〆にかけて盛り上がる構成が素晴らしい。始動中盤の目を引くが目立ち過ぎない絶妙な技選びが〆を際立たせている。
Dewrite ponkotu
久方ぶりのCV出演ありがとうございました。
— 泥 (@pokotun) November 9, 2019
変わったインフィを目指しました pic.twitter.com/UagGgCyO6y
インパクトの強い技が小気味よく繰り出される。軌道やFSの展開が新鮮さに満ちており、それをテンポ良くこなす技術力も高い。〆のキャッチはかなりペン先を掴んでいるが、〆のリズムには影響していないため気にならない。
JAPANCUP団体戦2回戦 Menowa*
ペンが複数回静止するものの、水面下でリズムが生きているため、流れが途切れた感じがしない。技を成功させる技術に加え、一発でFSが崩壊しかねないヤバ技を効果的に配置し、FSとして成立させる構成の上手さも高く評価したい。
【審査基準の補足】
・上記の通り、新しい動きが高い完成度で実現されているFSが理想となります。
・視覚的快感と技術的特異性はどちらかに特化するより、どちらもある程度ある方が高評価になります。
・おそらく私は2018年のponkotuさん枠のような役割を期待されているような気がするのですが、そこまでラディカルに新奇性重視ではないです。完成度もかなり見ます。
・どちらかというと前回のBeigeさん寄り
・とはいえヤバ技が効果的に、見た目よく実現されていると評価する傾向もあります。
・画質は、特にこだわりがない限り高画質を推奨します。こだわりがある人の低画質環境は視覚的快感を損なわないことが多いので、その場合は問題ございません。一方で、ペンや動きが見づらかったり、色味が変だとやはり印象に影響してしまいます。
・露骨なオマージュ(真似)は低評価です
・撮影マジで頑張ってください
・本当に応援してます
・本当に...
・健闘を祈ります
・JAPANCUP団体戦の凄さでも語るか
・自分の得意フィールドで戦いながらも、マジの(部門別じゃない)日本一を目指せるのは団体戦だけです。このルールでしか実現しえません。
・多様な価値観を保持しながら日本一を争える
・それってすごくない?
(サムネ用画像)
#ペン回し日本大会
#JAPANCUP